大倉山永徳寺

場所:玉名市高瀬と永徳寺にかけて
 1357年、第15代菊池武光が石屏子介を招いて開いたという。現在も住所に永徳寺が残る。

 高瀬は菊池氏の貿易拠点として栄え、一族の高瀬氏が高瀬城に居城して支配した。
 貿易による利益は結構なものだったようで、高瀬氏と本家の関係が一時不穏になったのも、この利益をめぐってだったともいわれる。

 加藤清正も菊池川の水運に目を付け、船着き場を建造した。場所としては永徳寺近辺に白羽の矢が立った。永徳寺は子の忠広によって移されたというが、明治期に廃されたという。残念!

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