珍しく棋聖戦が九州で。産経が数年前から九州進出したおかげだ。対局場は何度も行っている熊本水前寺公園の古今伝授の間。この蒸し暑い時期に…。
今回も一昨年の名人戦に引き続き、熊本在住のYさんにお供をしていただいた。前夜祭会場へは私の直後に羽生先生も入ったようで、つまり羽生先生は私の後を付いてきていたことになる。
さて、今回の会場は松屋本館の6F。前夜祭の定員50名ということもあり、こぢんまりとした会場だった。
なお、今回の前夜祭、「その他多数の棋士」が参加と書いてあったが、対局者と立会・副立会以外は0…。大変残念だったが、その分落ち着いて食事をとることができた。
さて、いつものごとく良いポジションをキープして両対局者の入場。そして乾杯→懇談。
羽生先生の近くにいるので写真係になってしまった人は熊本市長だ。私は去年の名人戦前夜祭で福岡県知事に酌をさせたことがあるけどね。
最初は両対局者へ人が群がるので、まずは副立会の飯塚七段のところへ。一昨年の棋聖戦ブログで羽生先生が移動中ずっと話をしていたというお方だ。同い年で話も合うのだろう。 で、話の内容をお聞きしたら、将棋以外の話もされたそうだ。あまり詳しくは教えてくれなかったが、「羽生さんは話し好きなので」ということだ。羽生先生もAKBの話をしたりするんだろうか…。
続いて深浦九段のところへ。数年前の王将戦前夜祭でお話しして以来ファンになった。昨年の名人戦前夜祭では覚えてくれていて、昨年の王位戦前夜祭にも行ったのだが、えらく早く終わってしまって話ができず。 今回は何とか覚えてくれていた。やはり佐世保ネタが印象に残ったのだろうか。
なお、Yさん(女性)は深浦九段の方がしぶくて好みだったようだ。
この前の王位戦のように油断してると早く終わるかもしれないと、すぐに羽生棋聖のところへ。
羽生先生とは何度か写真を撮らせていただいているが、よく目線をカメラから外される。おそらくフラッシュで目を気にしているのだと思う。あれだけ写真撮っていると、そうなるんだろう。
今回も覚えてもらおうとアピール。前回は公文式時代の人形を持参して携帯電話の話をしたが、今回は携帯メールをするのかという質問。答えは
「主にPC、携帯メールは滅多にしない」 とのこと。少しでもするんだ。羽生先生がぽちぽち携帯をいじっている光景を思い浮かべると、なんだかおかしい。それと、PCメールもするんだ。
8月の北九州での王位戦も前夜祭があったら応援に行きますというと、
「門司港ですね」 とのこと。きっちりスケジュールを把握なさっている。
やがて両対局者へのインタビュー。羽生先生は熊本にはプライベート含めて10回は来ているとのこと。深浦先生は小学生時代に熊本城や水前寺公園に来たとのこと。私の小学校修学旅行のコースと同じだ。佐世保の小学校の定番なのだろう。
他にもおもしろい話があったが、例によって2chではそのやりとりを使って深浦先生を貶めるような書き込みがあったのでここでは紹介を控えたい。
両対局者は退場し、立会の青野九段と飯塚七段の戦型予想(と雑談)。青野先生は「深浦勝利」と断言。飯塚先生も「131手で深浦勝利」と断言。深浦九段が九州出身であることを配慮してのリップサービスだ(なお、結果は今日でて、羽生先生の勝利でストレートで棋聖4連覇)。
青野先生は前日に羽生先生と達人戦で対局している(羽生勝ち)。そのお話をすると「お恥ずかしい」とのこと。プロ的には大差だったのだろうか。
最後に記録係の石田三段。 マイミクになっていただいている所司先生のお弟子さん。三段リーグの応援をしておきました。
さて今回は参加者が50名と少なく、プロ棋士の先生方も対局者含め4名と少なかったこともあり、かなり落ち着いた雰囲気でした。食事をしっかりできたのは初めて。
今回の戦利品はこれだけ。
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大友家の家紋。
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