場所：菊池市北宮
	菊池氏の氏神と社殿の所在地(菊池神社はずっと後)。16代武政建立説もあるが、多忙な武政には無理で、17代武朝という説が有力なようだ。 　赤星氏と龍造寺隆信が争った際に焼かれ、楼門のみ残り、江戸期に再建された。 　それ以前にも菊池氏には別の氏神と社殿があったはずだが、不明とのこと。摂社の山崎霊社の祭神が西郷系の菊池隆基だったり、一説には2代経隆とのことだが、神社の人に聞いても「？」だった。 　写真左上は拝殿に飾られている足利義満と鬼ごっこする菊池武朝。「長州ニテ菊池武朝公足利義満ヲ襲ノ図」…。これは『鎮西菊池軍記』という物語の水島の戦いのワンシーンと推察できる。 　写真中は側にある「菊池一族御刀洗所」「万病の神水」の碑。今この水飲んだら、やっぱりお腹壊すだろうなぁ…。なお、背後の川は菊池川で、船で行けるのはこの辺りまでだったということで、この辺が船着き場だったそうだ。 ※説明板が新設されていました。 ※西郷隆基の山崎霊社はどうやら写真左下の模様。「五社宮」で、八幡、若宮、春日、新宮、山崎が祀られているようだ。